シェアする

【森田翼・山川聖立】③Vivanzareからの飛躍的な成長

2015年春、そろってAvanzareに加入した森田翼と山川聖立。
3年の時を経て、彼らはつくばを、日本ブラインドサッカーを代表する選手の二人となった。

それも、2017年日本選手権からの成長が凄まじい。
山川はグループリーグで2得点、Avanzareの準決勝進出に大きく貢献した。
森田は、三位決定戦で華麗なループシュートを決め、多くの記者たちに囲まれながら取材を受けた。

そんな彼らだが、その一年前、2016年の日本選手権では、Avanzareのベンチに入ることすら出来なかった。Bチーム(Vivanzare)の地位に甘んじた。

なぜ飛躍を遂げられたのだろう?

「(2017日本選手権~東日本リーグでは)凄く成長できたシーズン。チームメンバーも多く、出場時間が限られている中で、自分の役割を果たせた。
守備のときは、リーダーシップ、コーチングしたり。
攻撃のときはりょうさんやロベさん周りと連携してシュート。
役割を果たす中で、良い成長が出来ました」

整然と答えてくれた森田とは対照的に、山川は照れながら話してくれた。

「(オフェンスとしてのディフェンスが)課題というのは今でも変わらないんですけど、
前よりは敵に向かって走れるようになりましたし、今後の課題としては、
ディフェンスをしながらもしっかりボールをキープして、オフェンスにつながるディフェンスが出来るようになりたい。
(Vivanzareの頃は)ぶつかるのが怖くて動けなかったので、しっかりハンズアップして、その怖さも消えました」

互いを高めあい

そんな飛躍的な成長を遂げた原動力は、二人の中にあった。

「聖立がライバル。やっぱ聖立が点を取ると自分もとらないとと思う。
あいつがとったら俺も!ってなります(笑)」

インタビュー中、話の節々に山川の名前が出てくるので『ライバルは?』と森田にきいた。

同じように山川も。

「点をとりあえず決めたい。翼に負けないくらい点はとりたい」

二人のニュースターが、揃って飛躍を遂げたのは、互いに強く意識しあっていたから。

「(上達できたのは)夜練もあるし、やっぱ翼との切磋琢磨。怜さんやロベさんとかレベル高い選手と一緒にやれるのもでかい。代表合宿もやってるから」

山川がそう答えれば、森田も、

「(山川の)良いところはシュートの威力。かなり強い。そこは良いなと思う。
(自分の)負けないところは運動量ですかね。攻撃と守備に参加する量、攻撃してもしっかり守備に参加するのは負けない」

自信たっぷりに。

2017年に関して言えば、残した結果は、森田の方に少し分がある。

しかし、互いにプレースタイルは全く違う。まだまだ未完の大器。

そして、素晴らしいライバルという成長の原動力を持った彼らがいる、日本ブラインドサッカーの未来は明るい。

構成: 岡村

【森田翼・山川聖立、特別インタビュー】アイツにだけは負けたくない。つくばで競り合い、二人で挑む世界
「アイツよりも点をとりたい!」 別々に話を聴いたはずなのに、二人とも答えは同じ。 ブラインドサッカーのキャ...
【森田翼・山川聖立】③Vivanzareからの飛躍的な成長
この記事をお届けした
Blind-ft.comの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする

コメントの入力は終了しました。