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【森田翼】①ブラジル戦、中国遠征を経て目覚めた才能

森田翼の写真

昨年の国内チームを見渡しても、彼ほど成長した選手はいないのではないか。
Avanzareつくば、森田翼。

一昨年、トップチームで出場機会を得られず、Bチーム降格となった選手が、2017年はAvanzareのエースとして、日本選手権、東日本リーグとチームに勝ちをもたらした。

「スペースを見つけて、相手の驚異になるドリブルをしたいと思って、ゴールに向かったドリブルを心掛けています」

Avanzareに加入し競技を始めた当初から、森田は器用にドリブルをしていた。
球持ちがよく、ボールの扱いには比類なきセンスを感じる。
しかし、試合になると相手から逃げるような大きく蛇行したドリブルになっていた。
それが昨年からは、瞬きする間にその姿を見失うほど、素早くゴールへと切り込んでいた。

変化のきっかけをくれた海外チーム

「中国遠征に行ったり、ブラジルとの試合を経験して、トップレベルの選手たちが嫌がるプレーをしていた。自分もそういうプレーをすべきだなと思った」

2017年のAvanzareは、多くの国際経験を積んだ。
クラブ選手権では、ブラジル代表と試合。
秋にはチーム初となる海外遠征。中国クラブの大会に招待された。

「中国はドリブルがむちゃくちゃうまくて、獲りたくてもとれなくて、とってもすぐとられたり。あと判断も凄く速かった。
ブラジルは、どっからでもシュート撃ってくるし、もの凄いスピードのドリブルで向かってくると思ったらかわされていて」

意地悪かな?とも思ったが、せっかくなので聞いてみた。『ブラジルや中国から学んだもので、既に身に付いているものはあるのか?』と。

「それは…」と笑った後で、森田は、力強い答えをくれた。

「相手の驚異になるというのは、少しずつ近づいている。
シュートのレンジも少し広げた。シュートが一番の脅威。シュートをどこからでも撃つのが大事。だからパスも生きると思うので」

2018年は、クラブ選手権も日本選手権も、学業の都合で出場できない。
でも、これだけの高い視座を持つ男。帰って来たときは、直ちに輝き、さらに高く羽ばたけるのだろう。

待ってるよ、翼。

構成 岡村

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