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【三原健朗】騒がしさに気品がある。ブラインドサッカーと仲間を愛するみのが見つめる未来

太く力強い声は、練習場に響き渡る。
グラウンドの外と内を問わず、味方を鼓舞する彼の「やかましさ」は、決して「うるさい」わけではない。

単に声がでかいだけ。
品のある「やかましさ」。

Mtg中のみのさんの背中

そんな彼がじっと黙って仲間の話に耳を傾けている。

Avanzareつくば。筑波おろしが吹きすさぶ中での、新年最初の練習。
守備陣形の確認。
フィールドプレイヤーとゴールキーパーで、意見の食い違いが生まれた。

「最終にはゴール前から離れないで欲しい」
味方へのコーチングだけでなく、失点への責任を負うゴールキーパーの主張。

「状況次第では、最終※がボールにアクションすべき。その方が動きに迷いが出ない」
味方との位置関係を気にする中盤選手。

その真ん中で、じっと話に耳を傾ける、件の最終プレイヤー。
※ゴール前に陣するディフェンダーのこと。

議論はフィールドプレイヤー側の意見で決着した。

ようやく最終の男が声を出す。

「俺の判断で動いて良いんだよね?
最終の動きに関しては、日本代表でも、見えてる人の意見は絶対だった」

誰より選手判断の価値を知り、誰より自己判断に自信を持ち、誰もがその実力を認める選手。

それでも遠慮を見せたのは、2017-2018シーズンのみ籍を置くチームだからではない。

「チーム貢献」

それが彼の目的で、そのために必要なすり合わせがあることを知っているから。

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