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【前編】ブラインドサッカーはアメフトに似ているのか?ワールドグランプリについて言いたかったことを少し添えて

ブラインドサッカーの本質って何なのだろう?

ブラインドサッカーで勝ち抜くため、大切にすべきはなんだろうか?

ゴールゲームである以上、

  • 決定力?
  • チャンスメイク?
  • ポゼッション?
  • 守備?

結論、どれも重要だし、どうバランスをとるかなのだと思う。

国内リーグでも、日本代表戦でも、決定力に固執するあまり、シュートを打たずに中に切れ込み、結局シュートできない。というシーンをよく目にする。
(ブラインドサッカーに限らず、90年代の日本サッカーもそうだった)

ゴールスローは、確かにブラインドサッカーにおいて、大切なチャンスメイクの機会。

深川さんのブログを引用すれば「レベルが上がるに連れて、ゴールスローの数は減ってるように思う」という点。
ゴールスローの重要性は否定しないが、その数をどうとらえるか。

「進化の過程で変化するものを本質と呼べるだろうか」
これです。僕に突き刺さった深川さんの視点は。

ついつい今とか過去とかでモノを考えがちだけど、今までの成長スピードで未来をみたとき、何が変わらずで、変わるものが何なのか?

守備の在り方と攻撃の進化って、合わせ鏡みたいなものではないか

例えばディフェンス。
10年以上前は、国内の試合の大半で、ゴール前のスペースを消す、という守備陣形がとられていた。
エースストライカーは攻めっぱなし。前線へのボール運びは、それこそゴールスローに任せて。

あとの3人はがっちりゴール前を固めている。逆に言えば、持ち場から殆ど動かない。
だから、ゴールスローをトラップさえできれば、ストライカーはシュートまで行けたのだろう。

そんなブラインドサッカーの守備事情が2010年代になって変わり始めた。
中盤と呼ばれる、底から2列目を任される選手達の守備位置が高くなる。
片方は攻撃に参加したり、敵陣でもディフェンスするようになった。
(もちろん創成期から、そういう戦いをするチームもありました)

それでも守るとなれば、その方針は、ゴール前をがっちり固めるというもの。
守備陣形の扇は前へ広がったけれど、ディフェンダーの動き方に変化はない。
縦よりも横。前後の奥行をコントロールするというより、相手の動きに合わせて、壁がスライドするような動きだった。
バレーボールのブロック陣形にすら、近さを感じなくもない(超個人的見解w)

それが、この数年で劇的に変化した。
進化の方向も、二方向に。

一つ目は『前へ、ボールへ』の意識を強く持ったディフェンダーの登場。
ハッサーズの(田中)章さんや、Avanzareのロベさん(佐々木ロベルト)の存在が大きいと思う。
他のチームも、レギュラーメンバーのレベルが上がって、必ずしも実力者を前線に置かなくなった。

この変化に伴い、陣地の深さによらず、ボール争奪戦は激しくなった。
もはや『前へ』という感覚を超越し、相手に体を当てることなく、足元にあるボールをピンポイントでかっさらうプレーすら生まれている。

【前編】ブラインドサッカーはアメフトに似ているのか?ワールドグランプリについて言いたかったことを少し添えて
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