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2017日本選手権Avanzare特集①~現れた2つの閃光。彼らの輝きはAvanzareを前進させるか?~

森田が背負った翼

3位決定戦の主役。FINALラウンドでゴールを決めたのは、森田翼と、黒田智成(たまハッサーズ)だけだった。

日本ブラインドサッカーを代表する黒田のゴールは見事だった。
ゴール前のフリーキックから、小さくドリブルをして左足で強烈なシュート。
2015年アジア選手権の韓国戦の再現かのよう。あのエリアで彼にフリーキックのチャンスを与えては終わりだと思わせるもので、大変素晴らしいゴール。

しかし、森田のシュートは、更に上を行っていた。

「信任」が「信頼」に変わる

「ドリブルがワンパターン。あれじゃあ読まれる」

3位決定戦前のチーム練習を見ながら、この日は応援団としてAvanzareつくばに帯同していた田村友一が指摘した。
この日、陣頭指揮を取った魚住センターガイドも同じだったようだ。何度も森田を呼んでは、コース取りやボールのないときの動きを修正した。

しかし、この日の指揮官の信頼は厚い。

「(森田)翼をトップに据えれば安定する」

魚住の言葉の通り、森田は強豪buen cambio yokohamaを相手に、一試合トップとして出場し続けた。